未公開情報による格付け
1998.05.02(土)
ムーディーズやS&P社など大半の格付け会社は、公開された情報のほかに、格付けを依頼している企業から内部資料の提出を受けている。つまりその格付け決定過程は、未公開情報にも依拠しているのだ。
未公開情報を格付けに利用することについて、今月の「証券アナリストジャーナル」誌に株式会社三国事務所(公開情報に基づく格付けを、有料レポートで提供している会社)の児玉マネージャーが面白い論文を発表された。原文を一読されることをお薦めする。
児玉氏は同稿で、そもそも格付けに影響を与えるような情報が公開されないことに問題ありと主張されており、説得力に富んでいる。来月以降に、他の格付け会社からの反論が掲載されることを期待したい。
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