季節の物差し
1999.08.22(日)

 猫の額ほどの庭に、朝顔用の網を張ってある。今年も十数本の朝顔が勝手に生えてきた。8月に入ってから花が咲き出して、毎日のように花の数を数えているのだが、ここ2〜3日は毎朝30個以上の花が色とりどりに咲いている。暦上の季節は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に移ったようだが、朝顔たちにとっては今が夏の盛り。
 そんな今朝、朝顔の花に見送られて出かけた先は茨城県の久慈浜。近くの大洗海岸が「芋洗い海岸」と評されているのに対し、こじんまりと落ち着いて、白い砂浜からは切り立った岩の岬と灯台を望むことができる。なんだかイイ感じ。ぼーっと過ごすのに良いところ。文庫本でも持ってくれば良かったと一瞬悔やんだが、すぐにそんなことはどうでもよくなる。快晴の砂浜にビーチパラソルを立てて寝そべっているだけで気持ちよい。
 しかし海にはいると、結構波が強いし水温は低め。少し沖に出ると、周りで「クラゲだ」という声。幸いにして私は遭遇しなかったものの、海水浴のシーズンは終わりということなのだろう。
 朝に夏の盛りを目撃し、昼に夏の終わりを実感する。季節の物差しは何本もあるようだ。

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