打算と勝算
1999.03.22(月)

 栃木県の地方紙で、宇都宮のケーブルテレビ会社が11月からインターネット接続サービスを開始するとの報道があった。
 これまで私の通信環境に対する設備投資は、友人たちの後追いだった。友人たちがこぞって先端技術に設備投資する中で、「うらやましい」と思うような技術の成熟を待って設備投資を行ってきたのである。モデムの高速化やインターネット接続といった、自分の通信生活の変革になる設備投資は全てこのスタイルだった。従って私の通信環境は、友人のレベルを超えたことが無い。
 現在、友人たちの通信環境ではISDNが標準となっている。確かにISDNは早くてうらやましい。技術として既に充分成熟した。しかし私は相変わらずアナログ接続だ。ISDN化の予定は無い。ここに、二重投資を避けようという私の打算がある。
 CATV経由のインターネット接続は、ISDNの数十倍の伝送速度を誇る技術であると共に、テレホーダイなど各種割引サービスを利用したとしても負担の大きい電話料金が必要なくなり、費用を気にせず常時接続というようにメリットが大きい。しかし賃貸住宅や分譲マンションでは導入が困難な技術であり、また友人たちはほとんど賃貸住宅に住んでいるため、当分の間この技術を導入できないであろう。そこへ私がCATV接続を導入すれば、友人たちから羨望のまなざしを浴びることはまず間違いない。今度は通信廃人のこの人この人に「いいなぁ〜」と言わせてみたいと思っていたのだ。今回は勝算がある(笑)
 ISDNが普及し始めた時期に、すでにCATV接続という技術は予想されていた。宇都宮でもいずれCATV接続が開始されると読んでISDN化は見送ってきたのだが、その読みが当たった。通信廃人をうらやましがらせるXデーは11月となりそうだ。

目次へ戻る